ピンポンテニスⓇ
現在、当協会では、ピンポンテニスの普及活動を行っています。
ピンポンテニスは、日本動画士・エンタメ士協会が権利管理するニュースポーツであり、バドミントンコートで行う卓球用具を用いたテニスのような競技です。
ピンポンテニスにおいては、ラケットは卓球のラケットを用い、卓球用のボールを用いますが、コートは、バドミントンのコートをそのまま使用します。
点数や勝敗は、11点先取制の3ゲームマッチです。
以下に、特徴的なルールを記します。
【初級者・一般練習向け】
・ラケットとボールは卓球のものを使用します。
・コートの広さやシングルス時、ダブルス時のコート範囲の違いは、バドミントンと同じです。
・ネットの高さは、バドミントンの試合時の高さと同じです。
・自コートにボールが接地しない状態でダイレクトに相手に返してはいけません。
・点数は、相手コートにインして、相手が自コートに返せなかった場合に1点と数えます。
・サーブは、下から掬うように打ちます。サーブを打ち込む範囲は、バドミントンと同様です。バドミントンの場合は、羽が浮いている状態で相手コートに打ち返しますが、ピンポンテニスの場合は、ボールが自コートに接地した後に返球します。
・サーブは対角に打ち、バドミントンと同じサーブコート内を狙います。
・サーブのネットインはやり直しとなりません。
・サーブは、2回づつ交代です。
・ジュースはありますが、タイブレークはありません。
・ダブルス時は、卓球のように交互に交代して返球する必要はありません。
【中上級者・大会向け】
ピンポンテニスは、バドミントンコートを使用し、ネットの髙さをバドミントンの試合の高さに合わせた場合、相手との距離があり山なりの返球となるため、ラリーは卓球以上に続きやすくなります。この場合、球速がマイルドなためあえてダイレクトスマッシュを禁止し、相手の打った球が自陣に接地した後でなければ打ち返せないというルールにしています。しかし、上級者やマッチ向けのルールとして、ネットの髙さを20㎝以上低くする場合は、球速が早くなるため、ダイレクトに返球しても良いというルールに変わります。