レパートリーを広めよう GLAY「誘惑」
所謂ビジュアル系バンドの代表的存在であるGLAYの13曲目のシングル。
1990年代は、ビジュアル系バンド全盛であったが、この曲はミュージックビデオの完成度も高い。
紫色のネオンに照らされたスタジオで、円形のステージで演奏する場面を360度取り囲むように撮影した映像は斬新で、4人が体やギターを傾けて演奏する姿が典型的なビジュアル系のスタイルでありながら、今でもダサくなくスタイリッシュで映える。
「誘惑」がタイトルになっていることから、冒頭、女性がサイドジッパーを上げるシーンや、唇を映すシーンが挿入されているが、やや強烈で印象的。途中で、ボーカルや女性の単独のパートが入るが、この際の視覚効果等からも、製作側の楽曲に対する強い思い入れを感じる。文字通りビジュアルに拘り抜いた作品である。
1998年
作詞・作曲:TAKURO
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